会社勤めをしています。離婚後、独身の男性です。母親の介護生活が始まりそうです。なにからどうしたらいいのか不安です。
【回答】
まず、介護保険を理解しましょう。
まず、介護保険を理解しましょう。
自分も、今年の春、母とはぐれました。去年には母の妹、叔母と。姉妹して天国に行ってしまいました。述べ4年間の切なく慌ただしい毎日でした。
ふたり同時に認知症になり、介護保険の使用のために区役所に相談に行き。まず介護のレベルの判定をしていただきました。母は「要介護3」、妹は「要支援2」でした。そこでしかるべき対応を試みることになります。
認知症ネットにはこのように記述されています。
仕事と介護の両立の仕方
大切な家族が要介護者になったとき、自分たち家族だけで何とかしようとすると、心身ともに追い込まれてしまい、結果、離職を余儀なくされる事にも繋がります。
しかし、仕事を辞めてしまった後の事を、具体的に考えてみましょう。収入が減ってしまう、又は無くなってしまっても大丈夫なほど貯えがあるなら良いですが、そうではない場合は、どうやって生計をたてていくかなど、熟考が必要です。介護サービスを利用するとしても、全く無償で行われるものはありません。収入が無くなった場合、介護サービスも減らさなければいけなくなり、身体的、精神的な負担は今より大きくなる可能性があります。
介護は介護のプロに任せ家族で抱え込まない
認知症の介護は、身体的な介護だけではありません。問題行動など、家族だけでは対応が難しくなる症状も多くなります。介護だけを考えても、家族だけで抱え込まず、介護サービスや地域全体のサポートを利用できると考えてください。
家族の介護を他人に任せられないと考える方もおられますが、介護サービスを行っているのは介護のプロです。病気になったら医者や看護師に任せますよね。介護もそれと同じです。
確かにそうです。間違った記述はありません。
間違っていないけど、介護保険の仕組みに大きな欠陥があります。
これが厄介なことになります。
介護保険は、介護する人が<夫婦健在>であるという発想に基づいていることです。
この問題は多岐にわたるので、連載で回答させていただきます。
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