2015年11月15日日曜日

お金の管理をきちんとしたい〜自分の人生の目標や夢とは関係ないものは、全部ゴミです。

質問

人生をやり直したいと思いますが、まずお金の管理をきちんとできるようになりたいです。どういうやり方が効果的ですか?












回答

もっとも簡単な方法で重要なお話から始めます。それは稼ぐより、出るお金を最小限にすることです。そんなことをするとお金がないに意識が行き貧乏根性からお金が寄り付かないと言いますが、そんなことはありません。この世の中は愛こそすべて。愛のないお金の使い方をするからお金が寄り付かないのです。

あなたは毎月どれくらいお金を使っているのか、認識していますか?
支出を把握するためになにをしていますか?

そのお金を少しでもプラスにすることができますか?
必要なものは仕方ない。そんな考え方をしていませんか?

現状のままで、貯蓄、
5年後あるいは10年後にどれくらいの資産にできるか把握していますか?


・家計簿をつける
なにより家計簿は金銭管理の決定版です。

家計簿をつけると、自分の収入と支出が、はっきりと数字で確かめることができます。
何にどれくらい使っているのかわかるので、来月からどう支出をマネジメントしていけばいいのかわかります。わかってできるまで毎朝、家計簿を見つめましょう。

社会の動きも大事ですが、自分の動きが分からない人が社会の動きを知って考えても情報過多になるだけです。
自分の人生の目標や夢とは関係ないものは、全部ゴミです。

逆に、家計簿をつけていないと、自分がどんなにムダ遣いをしているのかわからず、穴のあいたバケツに水を注ぐように、お金をゴミののように注いでしまいます。すべてが徒労に終わります。そんな自分を粗末にする生き方はやめましょう。まずここからやり直しです。その整理をするのが家計簿から始めて、ライフプランにつないでいきます。ライフプランができると人生は変わり始めます。


・ムダ遣いをすっぱりやめましょう
「お金がない」が口ぐせの人ほどムダ遣いが多いのが実態です。
スマホ代に月2万円近くかけていたり、「あったら便利」にお金をつぎ込んでいませんか?
人生の目標や夢とは関係ないものが部屋にゴロゴロしていませんか?
人生の目標や夢とは関係ない交際費の支出が多くありませんか?

・貯金の習慣をつける

お金持ちになるには、貯金の習慣は必須条件です。コツコツと取り組む習慣は健康も同じ。つまり貯金は人生を変える学習の基礎なのです。最初は1日100円でもOKです。そこから金額を増やしていきましょう。増やすほど貯まり、貯まるほどやる気が湧いてくる。健康づくりも貯蓄も、自分も育ても全部同じ仕組みなのです。




2015年5月22日金曜日

「コントロール」と「すべてか無か」からの脱却

質問

「コントロール」と「すべてか無か」からの脱却をしたいのですが、どうしたらいいのかわかりません。











回答

「コントロール」と「すべてか無か」は、密接に影響し合っています。
コントロールは、通常はマネジメントと一体で語られるものですが、アルコール依存者の子どもの場合には、もっと強い欲求があり、力いっぱい手綱をひくような状態のことを言います。
つまり「そこまでしなくてもいいのに」と思うほど、自分や重要な他者を規制せずにはいられない切迫した強迫行動です。

コントロールがほとんどないか、機能しているかという環境で育ってきたからです。それが「すべてか無か」という判断、選択につながっています。

力いっぱい手綱をひく「コントロール」の習慣に気がついたら、手放すときです。

では、どのようにして手放すことができるのか。その方法を提案しましょう。

ひとつは、ゆっくり時間をかけて、判断、選択するようにします。
相手がある場合には、時間が欲しいと伝えるようにします。その上で自分ひとりで解決しょうとせず、信頼の置ける人に相談することです。

もうひとつは、勝つか負けるかではなく、中間を心がけましょう。「すべてか無か」は「コントロール」よりも難しい問題です。要求が極端すぎるのです。

たとえば、弁護士をめざすとします。
普通の人は一歩ずつ進みます。

ところが「すべてか無か」の考えをする人は、いきなり答えを求めます。「なれるか、なれないか」という判断です。
そんなことは誰にもわかないことですが、最初に結果を求めます。

なれると思えば取り組むし、根拠なくダメだと思うと、無視します。これではほとんどの挑戦が始まりません。

対策は、マイルストーンです。実際、「すべてか無か」の考えをする人が経営者の場合、ほとんど同じことをしています。環境が変わっても過去の成功体験を繰り返すばかりです。結局、無にしてしまいます。こんなことにならないように、マイルストーンを一歩、一歩、進むようにしましょう。





2015年5月6日水曜日

認知症の早期発見の方法を教えてください。

【質問

認知症の早期発見の方法を教えてください。




【回答】

公益社団法人「認知症の人と家族の会」が発行している小冊子があります。これは診断基準ではありませんが、家族が発見した認知症の初期症状です。人知れずご本人も悩んでいることを心して、温かいコミュニケーションを心がけましょう。

20のチェックポイント

●もの忘れがひどい 

1 いま切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
2 同じことを何度も言う・問う・する
3 しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物をしている
4 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

●判断・理解力が衰える

5 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
6 新しいことが覚えられない
7 話のつじつまが合わない
8 テレビ番組の内容が理解できなくなった

●時間・場所がわからない

9 約束の日時や場所を間違えるようになった
10 慣れた道でも迷うことがある

●人柄が変わる

11 些細なことで怒りっぽくなった
12 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
13 自分の失敗を人のせいにする
14 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた

●不安感が強い

15 ひとりになると怖がったり寂しがったりする
16 外出時、持ち物を何度も確かめる
17 「頭が変になった」と本人が訴える

●意欲がなくなる

18 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
19 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
20 ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる


「もの忘れがひどい 」と「単なる物忘れ」の見分けがつきにくいので注意です。「単なる物忘れ」とおもわず、他の点にも注目してください。


介護生活が始まりそうです。なにからどうしたらいいのか不安です。

【お問い合わせ】

会社勤めをしています。離婚後、独身の男性です。母親の介護生活が始まりそうです。なにからどうしたらいいのか不安です。




【回答】

まず、介護保険を理解しましょう。


自分も、今年の春、母とはぐれました。去年には母の妹、叔母と。姉妹して天国に行ってしまいました。述べ4年間の切なく慌ただしい毎日でした。

ふたり同時に認知症になり、介護保険の使用のために区役所に相談に行き。まず介護のレベルの判定をしていただきました。母は「要介護3」、妹は「要支援2」でした。そこでしかるべき対応を試みることになります。



認知症ネットにはこのように記述されています。

仕事と介護の両立の仕方

大切な家族が要介護者になったとき、自分たち家族だけで何とかしようとすると、心身ともに追い込まれてしまい、結果、離職を余儀なくされる事にも繋がります。

しかし、仕事を辞めてしまった後の事を、具体的に考えてみましょう。収入が減ってしまう、又は無くなってしまっても大丈夫なほど貯えがあるなら良いですが、そうではない場合は、どうやって生計をたてていくかなど、熟考が必要です。介護サービスを利用するとしても、全く無償で行われるものはありません。収入が無くなった場合、介護サービスも減らさなければいけなくなり、身体的、精神的な負担は今より大きくなる可能性があります。

介護は介護のプロに任せ家族で抱え込まない

認知症の介護は、身体的な介護だけではありません。問題行動など、家族だけでは対応が難しくなる症状も多くなります。介護だけを考えても、家族だけで抱え込まず、介護サービスや地域全体のサポートを利用できると考えてください。

家族の介護を他人に任せられないと考える方もおられますが、介護サービスを行っているのは介護のプロです。病気になったら医者や看護師に任せますよね。介護もそれと同じです。

確かにそうです。間違った記述はありません。

間違っていないけど、介護保険の仕組みに大きな欠陥があります。
これが厄介なことになります。

介護保険は、介護する人が<夫婦健在>であるという発想に基づいていることです。

この問題は多岐にわたるので、連載で回答させていただきます。




2015年4月4日土曜日

ネガティブな思考が止まりません。

【お問い合わせ】
引き寄せの法則にハマって意欲的になりました。大学を出て一旦就職をしましたが、思うことあり、専門学校に入学して資格をとって再挑戦したいと考え猛勉強して受験しました。確かな自信が持てるほどまでになったものの、寸前になって叶わないのではないかと不安に苛まれ、案の定、受験に失敗しました。もう一度気持ちを入れ替えてやり直そうと思うものの、また失敗するのではないかとネガティブな思考が止まりません。




【回答】
プラスとかマイナスとか、引き寄せとか、言葉にした途端、それらは力を失います。言葉にすることで、思考が戦闘状態に入るからです。
成功も、失敗も、自分自身の意図のもとにあるのです。
つまり、どちらも自分自身の(無意識の)目標でその都度自分自身が選択しているのです。
戦闘状態になり、相反する目標が互いにせめぎ合うと混乱が不安を招き、葛藤が生じます。
葛藤が続くと、疲れ自分には人生を変える力はないと思うようになります。
この状態に慣れている分、もっとも受け入れやすいので、安心します。
こうして、もしかしたら変われると思った、かすかな希望は打ち砕かれます。
あなた自身の手によって。。。。
さて、打ち砕かれた原因はなんだったのでしょう?
あなたの「猜疑心」「うたがい」が心の平和を破り、戦闘状態を引き起こしたのです。
つまり、心の平和が嫌いで、戦闘状態が好きなのです。
親しみがあるのは無理もありません。長い間、そうしてきたからです。
よくないことでも毎日してると安心があります。
私たちは毎日多くのことを考えますが、98%は昨日考えたことと全く同じなのです。
この囲いから出ることが必要です。その方法は「昨日も考えたことだと思った瞬間、やめることです」
わかりますか?「うまくいかないかも」と思った瞬間、「あ、これ昨日も考えた」ことを思い出し、その瞬間、すぐに考えないようにして、必要な具体的な努力をすることです。
人間は誰でも、もっとも多い頻度で考え行動したことを実現します。
この当たり前のことを妨害しているのが、自分と他人(マスコミも含め)の言葉です。

東京から九州へ行こうとするなら北海道をめざしません。逆もそうです。
ところが人間は、複雑すぎて、東京から九州へ行くと言いながら北海道をめざすからびっくり仰天です(笑)


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